1949年の506ファーストジャケットを忠実に再現した「1949XJ」モデルです。
生地は岡山県井原で旧式シャトル織機から製造した13.6ozドライデニムを使用しています。
アメリカメンフィス綿を織り糸にし、石炭で稼働した染色機の変化(インディゴ染料槽に煙からの灰が混入していた)を染料+炭で再現し、当時から糊の原料にされていたトウモロコシの澱粉糊を付着させ、織り上がった生地をオーブンで焼き一度完全乾燥させることで当時のデニムの特徴であるドライ感やザラ感などの肌触りまでを再現しています。
当時の縫製工場で使用していた「ヴィンテージミシン(ユニオンスペシャルやシンガー、リースなど)」を用いて糸の運針や太さ、色数、縫い方、型紙などを忠実に再現して縫製しています。
縫製糸を18種類使用してミシンの運針(ピッチ)を適材適所に適応させて強度を持ち、着用毎にパッカリングが浮き出てヴィンテージジーンズのような表情をみせてくれます。
左胸にはポケットが付き、フロントにプリーツの付く特徴的なディテールです。
タックボタン付きのポケットはリベットで補強してあり、フラップ裏にはライトオンスデニムを使用しています。
フラップ横には「DELUXE」の片面刺繍入りピスネームが付きます。
レザーパッチには雰囲気のよいシープスキンを使用しています。
伸縮性のあるプリーツ部分にはスクエアステッチで補強しています。
背中の両肩部分からバックルバック部分にかけてアクションプリーツが入り、動きやすい構造です。
腰部分にはバックルバックが付き、バックルには1800年代後半から1900年初頭にかけて装着されていた「SOLIDE BUCKLE」を復刻し使用しています。
1953XX VINTAGE TAPERED STRAIGHTとセットアップで着用できるモデルです。