兵庫県西脇で旧式編機により製造した生地を、秋田県大館にて製造した純国産のジャケットです。
生地は織糸に8色、綿質3種類を使用して織りあげたウインドウペン柄で、厚みがありながら柔らかな生地感に仕上げています。
生地の裏面に起毛を施しており、とても肌触りがよく心地良い着用感です。
左胸にボタン留めのポケットが付き、細かいパイピングを施しています。
両裾にパッチポケットが付き、こちらもパンピングを施しています。
ボタンには削り出しのナットボタンを使用しており、愛用するごとにくすみという経年変化がみられます。
背中部分は4枚の生地で縫製されて絞り込んでおり、綺麗なサイドベンツ仕様です。
縫製には1800年代後半から1960年代までのヴィンテージミシンを多用に使用しており、着込むごとにヴィンテージのような味わいを生み出してくれます。
身頃の左右から背中部分、ポケット、台襟、袖部分まで均等に柄合わせをしており、生地量を多く使用して裁断された贅沢な造りです。